バリウムの検査中、台の上で何度か回転させられますよね。
台の上って結構固くて痛いし、狭いし、疲れるしで結構大変です。
では、なぜ何回も回転させられるのでしょうか?
回転する理由
結論から言うと、バリウムを胃の壁にまんべんなく付着させるためになります。
バリウムについては、前回の記事を参考にして下さい。
ちなみに、1枚目の胃の写真を撮る前に3回転。
以降、写真を撮る前に1回転することになります。(一部直前に回転しない撮影もあります)
施設の撮る枚数にもよりますが、検査中にだいたい10回転しないくらい回ることになると思われます。
回転する方向について
原則、右回り(時計回り)で回ることになります。
これは、バリウムが胃から腸に流れることで、腸に流れたバリウムが胃に重なって死角になるのを防ぐためです。
例えば、スマホで風景の写真を撮るとします。写真を撮ったところカメラに自分の指が写り込み、風景と重なってしまいました。せっかくのきれいな風景が目隠しされて見えなくなってしまいますよね。
このように、もし胃に病変があるのに、そこと腸に流れたバリウムが重なって目隠し状態になると良くないですよね。
一方、内臓逆位と呼ばれる、内臓の位置が左右逆になっている方もいます。
そういった方々は、腸にバリウムを流さないために右回りではなく、左回りで回ることになります。
また、撮影する側の指示も全て左右逆になるので、指示する際に少し混乱します。
最後に
台の上で回る理由と回る方向についてまとめました。
ただ、右向いてとか左向いてとか言われてると、正直どっちが右回りかわからなくなります。
特に、うつ伏せ状態から右回りで回って下さいと言われた時、わからなくなります。
回る方向は常に同じなので、何とかその方向を思い出して回りましょう。
どうしてもわからない時は、とりあえずどちらかに回ると、逆かどうか言ってくれると思うので動いてみましょう。