【胸部 X線】胸部写真によく写るもの10選【健診】

胸部X線検査をしていると、

これは写りますか?これは外した方がいいですか?

と聞かれることがあります。

ということで、今回は胸部写真によく写るもの10選挙げたいと思います。

ネックレス

金属のもの、磁気ネックレスのもの、どちらも写るので外してもらうことになります。

下着のアジャスター(紐の長さを調節するもの)

こちらもよく写ります。

ただ、下着にアジャスターがあるかどうかまでは意識しないと思うので、撮影してみたら実はついていた、という場合が多いです。

ちなみに技師の私でも、撮影される時に自分がつけていたことを忘れてしまい、再撮影されたことがあります…。

ブラジャーのワイヤー・ホック

こちらもプラスチックや金属が写るので脱いでもらうことになります。

一方、ワイヤーやホックがなければよいので、健診や検査の際にはそういったものがない下着を付けていれば大丈夫な施設もあります。

ホッカイロ

これも写ります。

ただ、背中や腰に貼られている場合、心臓や椎体(いわゆる背骨)に重なって気づきにくいです。

撮影する技師は要注意です。

衣服のボタンやファスナー

ファスナーは金属なので写ります。また、ボタンも写るものが多いです。

アウターやシャツにボタンやファスナーがある場合、脱いでもらうことになります。

衣服のプリント

写るプリントと写らないプリントがありますが、おそらく顔料によるものと思われます。

正直、どんなプリントが写るか撮ってみないと分からないことが多いので、あやしい場合は撮影技師の判断で脱いでもらうことになります。

プリントはついていないが、色がついたシャツでもよいか?という質問がよくありますが、何色のシャツでも大丈夫です。

衣服の刺繍・装飾

衣服に厚手の刺繍や、チャック、金属やプラスチック等の装飾がある場合、脱いでもらうことになります。

昨今の衣服には様々な装飾が付いているものもあるので、撮影する技師は注意が必要です。

ピップエレキバン

これも写ります。

ピップエレキバンの磁気を出す部分が写真に写ってしまうので、取ってもらうことになります。

髪の毛

長い髪の方で、髪の毛が写真に写ることがしばしばあります。

また、髪の毛を束ねた場合、髪に厚みが出ることで写真に写るので、写らない程度の高い位置で束ねてもらうことになります。

それから髪を染められた場合、こちらも写真に写ることが多いです。

施設によると思いますが、基本的に長い髪の方は高い位置で束ねてもらうことが多いです。

その他

シャツの襟が写ったり、タートルネックの襟部分が写ったり、湿布もものによっては写るとの報告があります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

金属が写るイメージが何となくわきますが、ボタンとかホッカイロ等については、あまり写るイメージがないですよね。

また、撮り直しになっても被ばくに関しては問題はないです。

例えば、飛行機で海外に行って帰ってくる時に宇宙からの放射線に曝されます。

胸部X線写真を撮る際の被ばくと、アメリカへ行って帰ってくる時の被ばくを比べると、後者の方が被ばく線量が多いと言われます。

また、その数値に関しても健康を害する線量にはほど遠いものと言われます。

もし、胸部写真を撮られる際の注意点や、再撮影されない為の情報になればうれしいです。